2014/05/23

Ask WHY

社の重要な会議の日に遅刻しかけた。
地球環境の行く末を云々言う前に先ず自分のスケジュールを考えなさいと…。

さてその重要な会議で繰り返されたのは、仕事を行う上で大事なのは「何をやるか」「どのようにやるか」より「何故やるのか」らしい。まぁそれほど新しい考え方とも思えないが…。
レンガ積み職人の「レンガを積んでいる」「壁を作っている」「城を建てている」という意識の違いと似てると思うし。もちろんレンガ一個積むにしても城を建てていると思って仕事した方が良いものが作れるという話。

これはその通りだと思うし分かっているつもりでつい忘れてしまう考え方だ。

その点エンロン社の「Ask WHY」は良いCMだ。
エンロン社の顛末も含めてすごく心に残るからね。

2014/05/16

C++でiteratorを使うforループはこう書こう

std::list<int> list;
list.push_back(1);
list.push_back(2);
list.push_back(3);
list.push_back(4);

int total = 0;
for (auto itr = list.begin(), end_ = list.end(); itr != end_; itr++) {
 total += (int)*itr; 
}
どうってことないサンプルコードだけどポイントは2つ、

・autoでIteratorの型を宣言

autoで型を宣言すると正しい型を類推してくれる。
autoを使わないで書くと「std::list<int>::iterator itr」だけどこれで書くと1行には収まらない。
autoを使うだけですごく短くなるし、ぎりぎり1行に収まるので便利。

・forの初期化でend()を変数に代入

終了条件の判定で「itr != list.end()」と書いても同じだけど、ループの終了条件で関数を呼び出すのは精神衛生に良くない。
これはIBMのJavaコーディング規約にも載ってるらしい(見たことないけど)。javaの場合は
int total = 0;
for (int i = 0, l = array.length; i < l; i++) {
 total += array[i]); 
}
みたいな?

2014/05/14

framesetを使う時

HTML5でついにframesetタグが廃止された。
framesetを使ったページは嫌いだが、僕が最初に作ったホームページでもframesetを使ったのであまり文句は言えない。
そのときに参考にしたサイトにframesetを使うならnoframeタグでフレームをサポートしないブラウザで表示しても良いように作ると書いてあった。
よくあるソースが
<noframe>
当ページはフレームを使用しています。
申し訳ありませんがフレーム対応ブラウザでの閲覧をお願いします。
</noframe>
というもので、HTMLソースを見る人なら一度は見たことあるだろう。

なんとなく<noframe>というタグにはこう書いておくもんだと思ってないだろうか。
でもそのサイトにはこれはnoframeタグの完全に間違った使い方だと書いてあった。
noframeタグはそもそもフレームをサポートしないブラウザでもサイトの情報が見られるようにサイトの内容とかコンテンツページへのリンクを書くためのものだという。
発想の転換というか本当はそういうもんだというのは知っておいて損しない。(本当にユーザのことを考えるとどうするのが良いか、という考え方だ。)

このblogもそうだけど最近はパソコンで表示してるかスマホで表示しているかでレイアウト等を切り替えるサイトが多い。これはframeset、noframeと似たような状況だ。
スマホ用の表示で「当ページはパソコンで見るように最適化されています。申し訳ありませんがパソコンでの閲覧をお願いします。」なんて書いてたらなんだこの糞ページと思われるだろう。
スマホはパソコン用のブラウザと同じ表示が出来るのでスマホのユーザを無視するとしても敢えてそんなメッセージ出すことない。
それに比べるとフレームをサポートしないブラウザはどうしても見れないのでフレーム無しページを作る気はなくてもせめて何か書いておかないと良くないという違いかな?
にしてもnoframeタグでコンテンツが表示されるような作りのサイトは一個も見たことが無い。
まぁnoframeタグ内をそんな凝った作りにするならそもそもフレーム使わないで作るだろうし。
今後フレームを使ったサイトを見る際はnoframeに何て書いてあるかも見てニヤッとしましょう。

今更なんでこんなこと言うかというと久々にframesetを使ったページ(しかも新しく作られたページ!)を見てしまったからだ。
もうやめましょうよ・・

2014/05/07

alcoholic

今夜、すベてのバーで」読みました。BookOffの価格が108円になってた。前は105円だっけ?100円だったような、105円だったような。
 アル中患者の自暴自棄な感じはちょっと面白い。作中でも言ってるけど病人でないと決して分からないものがあるんだろう。僕は飲みすぎることはあっても二日酔いで苦しければ飲まないし、今週は飲み過ぎだから今日は飲まないとか普通に考える。飲むと歯止めが効かないという感覚は決して理解できないし理解出来るとしたら既に依存症だろう。でもこの作品を読めばちょっとは分かるかなと思ったがやはり理解できない。
「治らない病気だが一生飲まなければ問題無い」とか「一口でも飲んだら最後、廃人になるまで止められない」というが、なんでそうなってしまうんだろうね?
少し飲んで気持ちよくなったら寝てしまえばいいと思う。
現実としてそうじゃない人が沢山いるのできっと何か僕が理解してない何かがあるんだろう。そこが一番知りたかったんだけどやっぱり書いてなかったなぁ。

 前はタバコをそれなりに吸ってたのだが、あることを期に量を減らし、その後ほとんど吸わなくなった。その状態はつい最近まで続き、いわゆる禁煙ではなく「極端な減煙」と位置づけていた。実際一晩だけ喫煙し、また一切吸わないということをしても何も感じなかった(友達に一本貰って吸うとかじゃなく、一箱買ってクラブで夜から朝までチェーンスモーキングとかだからそうとうに極端だと思う)。
そして最近だが今後一生、一本も吸わない完全禁煙と改めた。
 さてタバコにも依存症というのがあり、依存症の人は何年も止めていたのに1本吸ったらすぐに元のヘビースモーカーに戻ってしまうらしい。これだけ聞くとアルコールと同じだ。 しかし個人的に禁煙した感想としては禁煙〇日目、とか禁煙〇年目なんて意識している方が辛いから「減らす」って思うだけで良いと思うんだけど。
 そもそもタバコに依存症は無いと思う。持っているお金をすべてタバコにつぎ込み、ついに無一文になった人がタバコを買うために盗みをするとか、その辺の街路樹の葉っぱを丸めて火つけて吸うなんて聞いたことないし。
健康の害は確実にあるのに、ゆっくりと蝕まれるので実感できないもんだから止める動機が乏しいだけなんだろう(そしてある日治らない病気を宣告されたとき、後悔するだろうか。タバコを吸う人はみな覚悟して吸っているはずだが本当にはどうだろう。過去の自分がタバコを吸う選択をしたからだと分かってはいても、それでもそのタバコは命と引き換えにするほど必要だっただろうか、と必ず考えるはずだ。タバコの効果効能はそれほど大きいだろうか?タバコを常習的に吸う人はもう一度よく考えた方が良いと思う)
禁煙は出来るが断酒の難しさは依存症でもないのにすごく理解できる。
一生お酒を飲めないなんて信じられない。なのでお酒には依存しないように適度に付き合うとしよう。

わが母の記」見ました。
まぁ、酷評するほどでもないけど、宮崎あおいって「私は、かわいい!」のCMやってるくらいの人だからミスキャストと感じた。話の本筋よりいかに宮崎あおいを可愛く撮るかに拘ってるようなシーンが幾つもあるように思ったw
あのストーリーにしては登場人物が無駄に美形過ぎ、そしてお金持ち。これだからバタフライキスと同様の感想かなぁ。。
個人的なことだが実家でも同様なことが起きており他人事ではないというので見てみたが、あれだけ財力のある家で使用人(?)が居たり、昼間も付いていてやれるような親戚が沢山いる状況だから全然、現実はもっと酷いことが沢山起こってるんではないかと思うな。
ま、井上靖の場合、ってことで。
(井上靖の本は全然読む気になれないけど宮崎あおい出演で映画化してくれればどんどん見るよ?)

悪人」見ました。きききりん繋がりって分けではないけど。
さて、これは酷い・・。
もはや見ましたって言うのも恥ずかしいレベル。登場人物みんな「悪人」でアウトレイジかこれはと思ってるうちはまだ楽しめていた。そして殺された女が実は一番の悪人だったってね。
でもアウトレイジは撃ち合い殺し合いがあって一応カタストロフィがあるんだけど。なんかものすごい胸糞悪さだけを残して静かに終わるってね。
犯人と女の2人の逃避行が何故そうなったのか分からん。女は唯一悪人ではなさそうだけど代りに頭が弱くてイライラさせられる。またその役者(深津絵里)が中途半端に美形なもんだから「お前その顔ならモテんだろ、なんでこんな奴に」ってね。
犯人の男はもう悪人というより完全にアレな人だよ…。
(映画の紹介文では出演者がみな脚本に惚れ込んで出演を熱望して云々と書いてたが、この脚本に惚れ込むとか大丈夫か?)

カテゴリを映画に変更。 なんか最近映画見ても酷評してばっかで「嫌なら見るな」みたいになってないだろうか。 と思ったけど映画カテゴリを見返すと意外とB級映画とかも楽しんで見てるんだよね。
なんか日本映画は全般的に厳しい。
人気ドラマの延長、とか無名俳優の売込み、とかアイドルが出演していてそのファン向け、とかそんなんが多いし仕方ない。