2020/01/31

転職回数が少なすぎる

先日あるオンラインコミュニティを覗き見る機会があり、内容を見てみたのだが、
そこでは基本的に会社員で、1社につき1人ずつ参加しているようなコミュニティで、参加者がザッと3〜500人であった。
多少ずれはあるとしても、1社につき1人ずつ参加が原則で、それぞれの人が「当社はこんな良い会社で、社員に対してはこんな良い施策があるんだよ」とプレゼンしていたし、実際その内容や会社HPをみてもまぁ良い会社に思えた。

そこまでは普通の話だが、ちょっと雰囲気が違うのが、数百人それぞれが「当社はこんな良い会社だよ」と言うし、「やぁオタクのとこも良い施策やっていますね」なんて言い合っていて。じゃぁ求職者から見て、全部の会社を比較したり内容を見たりして決めれるだろうか?と思ってしまった。調べるだけなら、かなり難しいが必死で調べれば不可能では無いだろう。

しかし、自分が実際に働いてみてどう感じるのか、なんて自分が実際にその会社で働いてみるまでは分からない だろう。
就職って1度に1社しか出来ないし、転職を6回、7回もしていればジョブホッパーで、ひどい経歴なんて言われてしまう風潮があるが、でも内部の人が自信を持って良い会社だとアピールするような会社が少なくとも300社はあるわけで。

なら人生の中で100社くらいで実際に働いてみても良いんじゃないかと思ってしまう。

迷う必要のないレベルの会社、トヨタとかみたいなところなら良いなんて思うかもしれないが、残念ながら自分にとって良いか悪いか、レベルがあってるかどうかなんて観点もあるし、結局どんなに良い会社でも、自分にとってどうかというのは働いてみるまで分からないだろう。

実際そのコミュニティの会社はほとんどがベンチャー企業なんだ。
そしてベンチャー界隈は良い会社もあれば、本当は悪い会社も両方沢山ある界隈だから。

だから、沢山転職して、、結局あの会社が一番合ってた、なんて場合は同じ会社に再就職したりなんかして、そういうことができる社会が良いんじゃ無いかと思ってみたり。
会社側、組織側から見ればきつい社会だろうけど、相対的に社員にとって悪い会社はどんどん淘汰されるし、そうすると悪いサービスや商品もどんどん無くなっていくわけで、良いことが起こるはず、と思える。