平成26年度秋季情報処理技術者試験、ネットワークスペシャリストを受けてきました。
なんていうか、落ちるなら午後Iで足切りだなぁ・・
午前IIも危ないと思ったがまぁ10問も間違えられるならセーフかなって感じ。(書いてる間に公式解答出てたが6問ミスだった。)
そうそう、午前IIにIPv6の設問が多くて、もしや午後問もIPv6攻めなのかとビビったがそうでもなかった。
とにかく午後Iが一番ヤバいと思う。
午後IIは問1を選択して、正直簡単に感じた。まだ正解例も出てないが、6割なら取れてると思う。
でも午後Iで足切りされれば関係無いかって感じ。
初めて高度試験受けたが、大学の頃は雲の上の試験だと思ってたのが受けてみるとまぁ普通の試験かな~なんて思った。
応用情報の時よりもやはり出席率が高いし、途中で帰っちゃう人も少ないと思った。
もしこの業界で技術者やってる人で情報処理試験には興味無くてこれを読んでる人が居たら、どの区分でもいいから受けてみると良いと思うな。
今回は会場が貸し会議室だったので少し残念だったけど、大学の教室で朝から夕方まで試験を受けるなんて経験は社会人になってしまうとなかなか出来ないし貴重で楽しい時間だと感じた。
自分で試験日を決めなきゃならないベンダー系の試験より定期試験の方がそれっぽいし。安いし。
会社入って何年も受けてなかったんだけど、これなら年二回受け続けてれば良かったなと思う。
でもまぁ大学を卒業して何年も経つからこそ、こんなことを思うんだと思う。
ただ大学の試験と違って残念なのは、あれだけ沢山の人が同じ試験を受けてるのに、誰も終わってからああだった、こうだったって言う話をしてないこと。あの場の全員が全員、誰一人お互い知らない人なんだろうなと思うw
終わった後大勢で帰るのにみんなシーンって無言なんだもん。
正直大学の頃だって自分は試験後ワイワイ話すような友達居なかったんだけど、周りからああだったこうだった、ヤベーとかって話が聞こえてきてガヤガヤする雰囲気は嫌いじゃなかったんだよね。それが無い。
さて振り返ると午前IIと午後IIはまぁいいとしてw、午後Iの問1、問2を選択して解答したが、まるで「世の中はね、全てVRRPなんですよ」みたいな、採点官の目線で言うと、「あぁ、この人VRRPとタグVLANで全部片付けようとしてるな。それ以外の知識無いんだな」って感じの解答になってしまったと思う。
穴埋めも記述もかなり自信無くて、正直落ちたような気がするけど、応用情報と違って、落ちたかもしれないけどそんなに気にしてない、ってのが今の気持ち。もう一度受けても良いなって思う。
6カ月を振り返っても、ネットワークの知識を付けて、仕事でもネットワーク関係の話が分かるようになっていくのが楽しくて、基礎知識は今回で付いたから来年また過去問復習して受けるのは別に構わないって感じ。
応用情報はひたすらもう二度と受けたくないって感じだったが・・。
(あ、でも午前Iの免除が無くなるのは勘弁・・)
さて次は本来の目的、DBスペシャリストだ。
JavaとかC++とかHTMLとかのことばっかり書いてるけど、ほんとはDB系がメインのお仕事なんよね。
応用情報の問題を少し見たけど選択肢から選ぶ問題増えてるよね・・。春のは全部記述だったのにw
なあぁぁ..。
大事な午後Iでミスった模様。ここは当たってるだろと思ったとこも間違ってたみたいだし。だらだらとはいえ6カ月やってきたことが無駄になっていく。。この感じもまた良いw
iTECの解答速報では確実に不合格と思ったが、TACの解答速報では少し中間点が期待できそうだ。
そんなことより専門家でも解答が結構割れるもんだと知って驚いたり、それだけ高度な試験なんだと思ったり。
TACもiTECが先に出した解答速報を見ていると思うんだけど、それと違う答えを解答として出すというのもすごいな。
落ち着いてきたので気になった問題から少しずつ振り返る。一番印象的な問題(そんな考え方があるんだーと思った)は、
「active-standby構成で設定情報をやり取りしている2台のFWについて、1本のケーブルで接続するのでなく、間にSWを挟んだ方が問題が発生した時に原因の切り分けに役立つ利点がある」の利点を答えよという問題。
iTECの解答は「問題発生時にSWのリンクLEDを見ればどちらのFWが故障しているかすぐ分かる」的な内容。某所でも書込まれていたが、これは実際のFW製品の説明書にも書いてあることらしい。どっちが壊れてるかなんて他からFWにアクセスすればすぐ分かると思っていてそんなこと思いつかなかった。でもポートだけが壊れた場合確かに分かりにくいかな。たぶんこれが正解だと思う。SWのLEDをそんな用途に使えるなんてことを知ってるのはスペシャリストっぽい。
僕の解答は「SWにミラーポートを設定することでFW間を流れる情報を見ることが出来る」的な解答で、間違ったなーと思ったが、TACの解答は「ミラーポートを設定云々」となっていてアレちょっと期待できるんじゃね?みたいな。せっかくSWを挟むんだからミラーポートを設定できることも利点と言って間違いでは無いような・・。
あとVLAN間通信を廃止して云々の条件で、新しい機器を入れずに既存の機器の配置を変えるだけでより良いネットワーク構成を作る問題。すっごい時間をかけて、線を引いたりして考えて、SW4とL3SWを入替える、という解答にたどり着く。自信があったわけじゃないが、これしか無いよなと思ってたところみごと正解。これは快挙。ネスペの試験問題やってるとたまにこういう気持ち良いことがある。
ちゃんと採点するとiTECで48点、TACとiTECで当たった方に合わせていくとやっと59点。TACので少し救われたけどiTECで48点出た時はさすがにショックだった。あれだけやって半分も取れないってか・・と。部分点は無い物として付けてこの点数だからTAC解でちょっとだけ部分点があれば・・って期待するとあとでがっかりするんだよなぁ。
ちなみに大論争を巻き起こしている「データリンク層」か「物理層」かという問題、僕は「データリンク層」と書いた(最初大きく「2」と書いていやいや、それは違う。と書き直したw)。まさかOSIの第1層が問題に出るとは思ってなかったのでノータイムで「2」→「データリンク」と書いたがIPAはどっちのつもりなんだろう。でもまぁリンクLEDは物理層だろうな、でもデータリンクでも半分くらいは点くれるだろうなと思う。あと「第1層」って書いたら何点なんだろ。
悔やまれるところを挙げると、穴埋め問題で「帯域幅」って書けばいいところ「リンク速度」って書いてしまった。サービス問題だったと思うんだけど、なんか本番のプレッシャーでやられた感じ。 あと「GARP」って答えのところもちょっと思考がずれて「RARP」って書いちゃった。「GARP」も「RARP」も「ARP」も役割とかは完璧に理解したつもりなんだけど、問題文の状況で必要になる通信が考え付かなかったようだ。というのとまさか「GARP」が2年続けて出題されないだろうというメタ推理しちゃった。そういう決めつけで結構損したなぁ・・。
後で選択しなかった午後I 問3と午後II 問2も解いてみようと思うけど、午後I 問3は穴埋めほとんど分かんなかったんだよね。ネットワークの用語かなぁアレ。
午後II の振り返りをほとんどしてないけど余裕よーと思ってたら結構ボロボロ間違いがあって、自己採点したらギリギリ60点だった。まぁ厳しめで60点だからやっぱり大丈夫かなと思う。
午後I 問3やってみたけど、やっぱり答え見ちゃったからかな・・。意外と書けるんだよね。まぁ本番でも問3を選択した方が良かった、とまでは言えない気がするなぁ。
午後II 問2は問題見て思い出した。問題文1行目にVoIPの文字を発見、その時点で読むの止めてパラッと先のページ見て、図の中に「VoIP対応電話機」の文字を発見、その3秒くらいの間で問1に集中することに決めたんだ。
なんか問2の記憶が無いなぁと思ってたがこういうことだった。こっち系の問題は過去問演習で苦労したので本番では選択はしないつもりだったw
選択する人絶対少ないと思うんだけど、でも頻繁に出題されるってのはそれだけ重要なのですか?
そーは思えないけど・・(問題作成にNTT系の人が関わっているとかいないとか)
「MACアドレステーブル」が正解の問題で「ARPテーブル」と書いてしまった。これを間違えた理由はひたすら「MACアドレステーブルについて覚えてなかった」だけなんだけど、なぜ覚えてなかったか、というとMACアドレステーブルとARPテーブルの違いをよく把握してなかったということだと思う。似たものがあるってことだけでも覚えていれば違ったと思う。
MACアドレステーブルについては第2層の学習で絶対に学ぶんだけど、第3層を学習するとARPテーブルが出てくる。なんとなくイーサネットフレームの行く先を学習するテーブルはARPテーブルだ、という刷り込みが成される。
第3層の方が後で出てくるからとか、なんとなく試験では第3層の方がウェイトが高そうだとか理由はいくつかある。装置の役割とか問題文の状況から考えて導けばARPテーブルとは違うな、ということは分かったと思う。なんか反射的に答えて間違えるってことが結構あったなという反省。
MACアドレステーブルはL2SWの
[ポート1]にはMACアドレス[1a:2d:..]が繋がってる、
[ポート2]にはMACアドレス[6d:af:..]が繋がってる、というよなテーブル。
ARPテーブルはL3SWの
IPアドレス[172.22.0.54]へはMACアドレス[1a:2d:..]に送信、
IPアドレス[172.22.0.56]へはMACアドレス[6d:af:..]に送信、という対応テーブル。
ARPテーブルはPCとかの端末機器も勿論持ってるがL3SWのARPテーブルの方が考えやすい。
たぶんこんなイメージ。
午後II 問1最初の問題、「マルウェアが仕組まれたWebサイトへのリンク先をしめす[a]がメール本文に記載されていたり・・」、の[a]を埋める問題、「HTML」と答えた。iTECもTACも正解は「URL」としてるが、これURLと答えられるだろうか。「リンク先をしめす・・」という文言の「リンク」はHTMLの用語だと思う(ハイパーリンクのことだよね)。URLがテキストとして記載されているなら「リンク」という言葉は使わないで「WebサイトのURLが記載されている」と書くと思う。
考えると「リンク先をしめす」の「しめす」という言葉も変だと思う。つまり「URL」と「リンク先」はイコールの関係なので、「リンク先の」ならいいが、「リンク先をしめす」には繋がらない気がする。文章としては「リンク先(URL)を指す何か」が来るのかと思った。はっきり言うと正解は「リンク先をしめす『HTMLのアンカータグ(aタグ)』がメール本文に記載されている」だと思った。それだと長いので重要そうな方として「HTML」を解答した。
まぁ最近のメーラーはプレーンテキストのメール内の「http://・・」をリンクとして表示するからアレだけど・・。
とりあえず「HTML」でも「aタグ」でも部分点だよね。
どこがどういう部分点だったのかほんとに気になるが公開していないので仕方ない。
NWも結果出ました。
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