2013/06/02

メガネは弱めが良いか

一日中パソコンを見てるのでパソコン用に近距離メガネを作っている。これは視力低下予防と眼精疲労予防のためで、視力低下予防はともかく眼精疲労予防には絶大な効果を実感している。
中途半端に0.8くらいの眼鏡を作ったこともあるけど会議でプロジェクターの画面見るときとか遠くの看板見るときとかストレスになるよね…。なので今持ってるメガネは左右とも1.0以上の完全矯正の眼鏡と1mくらいでぼやけ始めるような弱い眼鏡の2種類、これをかけ変えながら仕事をしている。
すると「もう老眼かよ」なんて言われることもあるが別に完全矯正メガネでも普通にPC見れるって。
でも完全矯正のメガネで8時間もの間、1mも離れてないディスプレイを凝視するなんてやっぱ不自然な状態だと思うんだ。

近視がなぜ起こるか、について
  • 目が成長することで網膜が後ろにずれてピントが合わなくなった
  • 近くを見続けてそれに適応した
の2つとある。
(でも近くを見続けてそれに適応できるのは主に成長期ではないかと思う)
(成長期に近くを見続けてしまったから網膜が後ろにずれたと思う(1と2は関係があるんじゃないか?))
(だいたい成長すると遠くが見えなくなるなんて生き物としておかしい。その時点で嘘くさい。野生動物でもそんなこと起こるのか?)(遠くしか見ないマサイ族?は目がすごく良いというのをTVで見たし)
(大人になってから近くを見続けても、ちょっとは適応するかもしれないが多くは単に「目が痛ぇ~」状態になるだけだと思う)。

成長による視力低下は遺伝なのでまぁ仕方ない。
近くを見続けてなるのは近くを見ないようにすればよい。しかしパソコンを遠ざけるわけにもいかない。そこで遠くを見るのと同じ状態、脱力した状態で近距離にピントが合うメガネを作ったというわけ。眼鏡を外すだけだとピントが近く過ぎるし片方は乱視が強いので弱めの眼鏡が必要だった。

簡単な話だと思うが、「なぜ目が悪くなるか、またその予防方法は」という話題に対して人それぞれに立場とか持論があり、それを否定すると異様に熱くなるのだ(レーシック業界とレーシック以外の眼科医業界とメガネ屋業界かな)。
この件について何が起きているのかよく分かんないが、近視や近距離用メガネに関して調べる際はよーく気を付けよう。
メガネ屋も眼科医も儲けのために自分の目を悪くしようとしてる、という陰謀論に取りつかれないように。(特に2chの眼鏡板とWikipediaの近視の項目は何かおかしいよw)
(近視の項目について追記:視力検査は暗い部屋で

そういえば自分が子供の頃、目が悪くなり始めたときは、仮性近視と言われて強制的に瞳孔を開く目薬を処方された。あれで近視が防げる人って本当に居るのか?

ちなみに裸眼視力2.0の人は老眼鏡かけてパソコン作業すると良いと思うんだけどそういう人は居ないのかな?
ブルーライトカットとかよりよっぽど効果あると思うけど。

PCの見過ぎで目が痛いと訴えてた同業の友人(裸眼の人)に「100円ショップで老眼鏡が買えるんだから4000円もするブルーライトカットメガネ買う前に試してみろ」と進言したがなんか納得してもらえずにJins PCを買ってたなぁ。
結構強い近視の人にPC用の近距離メガネを作ってみては?と進言してもなんか「いやぁそれは・・」って言われちゃうんだよなぁ。

レーシックについてはメガネ以上に荒れてるようだ。事故ると取り返し付かないし、お金も掛かってるんだろう…。
個人的には他に目に問題が無いなら十分にお金かけて良い設備で施術すればだいじょぶだと思うんだけど(プロスポーツ選手もやってるようだし)。まぁレーシック後に別の問題が起きた時(白内障とか)のこと考えると慎重になるかな。

完全に矯正しない弱めのメガネだと視力が悪くなるという説もある。ぼやけた状態が続くと目がもっと悪くなるそうだ。ということはメガネが無かった時代は加速度的に目が悪くなるってことになるんじゃないかな?ちゃんとしたメガネを作れるようになった現代は近視が少なくなりそうだが、傾向として近視の人は増えてるんじゃなかったかな?
ちょっとこれは疑わしい説だ。

近距離用メガネを作るのに多少抵抗があるのは、メガネ屋(あるいは眼科)で近距離に合わせたメガネが欲しいというのを説明するのが面倒そう、というのがあるかもしれない。
メガネ屋は当然完全矯正に慣れてるだろうし、近距離用といっても1m先で良いのか2mなのか、左右ちゃんと違和感なく出来るか、 確認も時間かかるし、「やっぱり右をも少し弱めで」なんて調整も必要になりそうだし。
それは確かに事実だけど、それでも作る価値はあると思うよ。

眼鏡関係の記事: 視力検査は暗い部屋で

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