2015/09/15

astronotes

NASAの宇宙飛行士として宇宙ステーションに行った人の公演を聴く機会がありました。

日本人からNASAの宇宙飛行士になるっていうだけですっごいなーとしか思えないんですが、
自分にとってそのすごいなーていう感想は英語話せる(英語で仕事ができる)なんてすごいなーというレベルで止まってる気がしてならないんです。

じゃぁNASAの宇宙飛行士って言うのはどのくらいすごいんだろう、全人類に順位を付けて上から10番目くらいなのかなーとか(年間に宇宙飛行士って10人くらい成れるんではないかという)。
あまりにかけ離れ過ぎててどうも実感が無いまま話を聞いてしまった。
またその人も謙虚で、普段の仕事と同じで先輩のサポートから始めて、、とか「宇宙飛行士すごいんだぞ」みたいな話は一切しなかったもんだから、余計に実感出来なかったと思う。
なんだろう。似たような形で有名な方の公演を聴いたのは、ハードル走の為末大選手、ハヤブサプロジェクトのリーダーの人、の3人かな。
ちょっと面白かったのは「イトカワ」にいった探査船「ハヤブサ」プロジェクトのリーダーの人の公演だった。でもそれは実は途中にハヤブサの映画のCMとかが流れて壮大な感じになってたのが良かっただけかも。

こうして考えてみると成功を納めた人の話って受け取るのが難しいのかも。
こう頑張ったからこう出来ましたって言われても、やっぱり頑張った人全員が宇宙飛行士になれる分けじゃないっていう現実があるわけで。。

自分の場合だけど、頑張る前、挑戦する前から心折れてしまうっていうのをどうにかする方が効果があるなぁ。「何かをやってみて、結果ダメだった」っていうのがどうしても嫌だってのがあって。
その「嫌だ」っていう気持ちのせいで努力も勉強もしなかったなぁって今になって思う。
なので、頑張ったけどダメでしたっていう人の話の方が聞きたいなって思った。
そういう姿を見せてくれるのは遠くの偉大な人より近くの友人だったりするんだよね。
いつもカッコつけてて良いところばかり見せようとしてるくせにGoogle社の採用募集とか、絶対無茶なんじゃないかと思えるような募集にもスッと応募してるN氏とか。「Google社員に知り合い(名刺交換しただけ)居るしチャンスだと思った」、とか平気で話してくれる。
それでやっぱりダメでもケロッとしてて結果を見せてくれるのはすごいなーって思った。
「あのときはダメだったけど努力したから今は成功した」って言うんじゃ無く、現在進行形で何かに挑戦してダメでしたっていうのを平気で言えるんだなーと。
そんな姿を見せられたので、結果ダメかもしれないけど努力したり挑戦したりするってことが自分もやっと今更できるようになった気がする。たぶんN氏にとっては普通のことだったろうし、全く気付いてなかったと思うがその姿を僕に見せたことは僕の人生にそれなりに大きな影響を与えたと思う。

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